2006年05月

2006年05月31日

上村小学校3年生のお友達

今日は、上村小学校の3年生7名と担任の先生が、
お茶工場の見学に来てくれました。

上村小学校では毎年3年生がお茶摘みの担当で、
昨日のお茶摘みに続いて、今日が製茶工程の学習なのだそうです。

工程の説明を任命されたので、生葉から徐々にお茶になっていく様子を、
機械を覗いたり、工程ごとに葉の状態を触ったりしながら進みました。
子供たちは時々喧嘩をしながらも、興味深く熱心に学習してくれて
最後に少しのお茶をお土産に持って、元気に帰っていきました。

子供たちが摘んだ葉は、明日には出来上がります。


仕事を終えて矢筈トンネル経由で飯田に行く途中、
喬木村から飯田の夜景が見えるところがあります。
グランドというグランドのライトが煌々と輝いていました。
あっちもこっちも、そこもあそこも。

上村でも喬木でも消防団のポンプ操法の訓練をしていたので、
きっとあっちもこっちも、そこもあそこも消防団の皆さんが訓練をしていたのかも。

お疲れ様です。


春ゼミが鳴き始めました。

「特許許可局」のホトトギス。
今年も24時間営業、やってます。
夜中までも鳴いているのは何故でしょうか・・・?


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2006年05月30日

ホタルブクロの花

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地域によってその呼び名に違いもありますが、
ホタルブクロの花が可憐に咲いています。
紫、ピンク、光の加減によって白く見える花もあります。

この花の中に蛍が入って、ほんのりと光ったら風流でしょうね。

お花は酢を入れた湯でさっと茹でて酢の物や添え物に、
お花の中に詰め物をして焼いてみても美しいものです。

でもやっぱり、その風情を一輪挿しで楽しんでいます。

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2006年05月29日

生じゅんさいの季節ですね〜!

毎年5月も終わりになると、一枚の葉書が届きます。

「生じゅんさいのシーズンの始まりです。」

「じゅんさい」が大好きな私が、
雑誌に載っていた秋田県の会社に注文したのがきっかけで、
この季節になると毎年ご案内を送ってくださいます。

お店で売られているじゅんさいは、小さめで酢が入った瓶詰めなどになっていますが、
摘み取ったばかりの大きなじゅんさいの食感といったらたまりません!
大きなものだと5cmくらいあるんですよ!
さっと湯通しすると鮮やかなグリーンになって、見た目も美しいのです。

お宿では定番の酢の物やお吸い物だけでなく、
なんとも豪快にじゅんさいをたっぷり入れたお鍋に仕立ててお出しします。
7月初旬までのこの季節にしか味わえない贅沢です。

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2006年05月28日

オオミズアオのアップ

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今年初めて「オオミズアオ」を見つけました。
勢いよく飛んでくるとちょっと怖いですが、
なにぶん昼間のことですので、おとなしいものでした。

羽の縁と足がピンク色なんですね。
こんなにアップで写真を撮ったことがないので、
この奇妙な顔が怖いのか可笑しいのかわかりません。

棒の先に乗せて遊んでいた子供に、
羽をゆらゆらさせてお付き合いしてくれていたようでした。


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2006年05月27日

ちょっと一息、ケーキタイム?

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仕事の合間にケーキ作り。
加工の途中で大量に発生する「お茶綿ホコリ」の抹茶ケーキに、
最終で余分なゴミなどを取り除いた時に出てきた「杉の玉」をトッピング。

子供たちは大喜び。
でも、風が吹いたら一瞬で舞い上がり
残るは杉の玉ばかりなり。

注意:食べられません。^^


上の子は小学校の親子作業&親子レクリエーション。
側溝の掃除などを済ませた後のお楽しみ親子レクは、

ジェンカ(ジャンケンで仲間を増やして長〜いチームを作る。最後は2チームの決勝戦)
猛獣狩り(言葉の文字数分の仲間を作る。残った人は猛獣になる!?)
伝言ゲーム(言わずと知れた。「ボウシ」が「ボケボウシ」になったらしい。)

かなり盛り上がったとか。


2006年05月26日

茶粉症・・・。

スギ花粉、ヒノキ花粉、稲穂。
セイタカアワダチソウ、ブタクサ、ちょっと外れて黄砂。

花粉症の人にとっては、目がショボショボ、鼻がムズムズ、クシャミがクシュンクシュンの原因。

私はアレルギーというわけでもないけれど、
今年の黄砂はちょっとヤバかった。

今はお茶の微粉にまみれて、鼻がムズムズ、クシャミがクシュンクシュン。

去年のお茶粉が定量オーバーで、
今年からお鼻の粘膜が弱ったのかも!?


2006年05月25日

鉄線 テッセン クレマチス

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妖艶な大輪の花を咲かせる「テッセン」が大好きです。
今年も紫色の花が咲きはじめました。
赤紫色のほうは昨秋、蔓を切ってしまって伸びるのに時間がかかったため、
もう少し先にならないと咲かないかもしれません。

昔から「テッセン」という名前だったはずなのに、
近頃は「クレマチス」って言うんですよね。
お洒落な名前になって良かったね!

「鉄線」という漢字はちょっとゴッツイような気がします・・・。

今度は真っ白な「テッセン」を植えたいな。

私の中では、いつまでも「テッセン」。

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2006年05月24日

保育園からの呼び出し・・・

予想以上に早くお天気が回復して、
家族それぞれ、元気に持ち場へと散らばったのですが・・・。

午前中の仕事を済ませて、少し遅れめにお弁当を食べていたら、
携帯電話が鳴りました。

「天龍保育所」

この頃「ハナタレちゃん」になっていたり、咳がコンコン出たりしていて、
しかも朝方肌寒かろうが布団をはいで寝ていたので、もしや!?

案の定、「38度2分のお熱がありますので、お迎えに来てください。」
少し時間を貰って平岡まで戻るのに30分。
ねつさまシートをおでこに貼り付けて、出てきた様子では「元気だぞ?」
午前中のお散歩がちょっと暑かったのと、風邪気味が見事にマッチしたみたい。

夕方の予定が変わってしまったので、
上の子も急遽早退させて、仕事に戻りました。

ちょっとしたお熱の時や調子が悪い時、
仕事をしていると「どうしよう〜」と思うことがありますよね。
園によっては37度4分以上ある時はお迎え、または朝受け入れてくれない事もあるとか。
本当は調子が悪い時はゆっくり傍にいてあげるのがいいに決まってるけど、
なかなかそうもいかないのが現実です。

今夜は布団をはがないように監視付きです。^^



yamanoyado_kamaya at 21:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)出来事 

2006年05月23日

ニセアカシアとお猿さん

天竜川や遠山川沿いを走っていると、
ニセアカシアの白い花が道路にバラバラと落ちているのを見かけます。
時には枝ごとバサッと落ちていたりして。

昨秋、山にはたくさん食べ物があったらしく、姿を現さなかったお猿さんが、
ニセアカシアの花の蜜を吸いに(食べに)下界に降りてきたようです。
時間帯が合わないので今年は一度もお目にかかっていませんが、
毎年、夕方になると猿の群れが木に登っているところに出くわします。

猿を観察していると、毎年賢くなっているなあ〜と思います。
例えば柚子。
3年ほど前に初めて柚子の丸かじりを覚え、
残っている柚子をみんな盗って行きましたが、
2年前には木に座って、なんと皮を剥いて中身だけ食べるようになりました。
猿にとっても、あの皮は苦かったのかしら???


お茶工場初日。(私は初日)
朝お客様に食事をお出ししてから、子供を小学校に送って工場に直行!
ほぼ立ちっぱなしの仕事およそ12時間。
お茶のシーズンはハードな毎日。今日はクタクタ限界です。

yamanoyado_kamaya at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自然・環境 | 山の仲間

2006年05月22日

天龍小学校のお茶摘みと手揉み茶の味

今日は天龍小学校のお茶摘み。
2時間目から全校児童総出で始まりました。
5年生による茶摘み歌の披露、摘み方の説明などが終わってから、
それぞれの持ち場について賑やかに摘みはじめ。

雨のため一週間遅れたので、「芯」がなくなってしまい、
「一芯三葉」という基本をどこまでも忠実に考える子供たちは頭を悩ませます。
「臨機応変」柔軟な考え方で摘めるようになるといいなぁ。来年は。

さて、無事にお茶摘みを終えた後は、2,3,4年生を対象に手揉み指導。
本来は「焙炉」(ホイロ)という台を使って揉むのですが、
時間の関係などもあり、今日はホットプレートとムシロを使っての手揉みにしました。

蒸し器で蒸した茶葉をムシロの上で冷まし、(葉ぶるい)
ムシロの上で水分を飛ばすように転がします。(下揉み、回転揉み)
葉の水分が抜けてきた頃を見計らって、ホットプレートに移し、
熱をかけながら徐々に細く細く形を作っていきます。(仕上げ揉み)

乾燥を経て出来上がるまでにはやっぱり2時間半くらいかかりましたが、
出来上がったお茶を早速飲んでみたら・・・。

美味しい!!

子供たちが美味しい美味しいと言って飲んでいる姿が可愛らしかった!
毎年、摘んだ葉はお茶工場に持って行って製茶にしているそうですが、
朝摘んだお茶の葉がお昼過ぎには飲める・・・というのに驚いたみたい。
自分達で揉んだお茶は、格別の味がしたのかもしれませんね。

2006年05月21日

ヤマビルファイター

朝お客様をお送りしてから、小さい人たちとともにお茶摘みへ。

今日は「南信州茶手揉保存会」のお茶畑で、
一年間に使う材料の確保と、保存用の加工が中心でした。

雨が続いたので、天龍、南信濃各地でお茶摘み風景が見られ、
南信濃のお茶工場はいっぱいいっぱい。
上村の工場も予定を早めて今日から受け入れ開始です。

さて、南信濃といえば「ヤマビル」の話をよく聞いていました。
山仕事に入るといつの間にか「ヒル」がくっついて血を吸うんだとか。
しかも木の枝にブラブラとぶら下がって、下を通る人めがけて飛ぶこともあるらしい。
何時くっついたか全然分からないのが癪だね、とは地元のおばちゃん談。

ヤマビル。いました、いました。
まずは下の娘の足にその印が。
暑かったせいか、少し気持ちが悪いというので涼しい場所に。
靴下を脱ごうと思ったら何やら血だらけ。ズボンも長靴もみんな血だらけ。
転んだ時に枝が刺さったのかな?なんて言っていたら、これが「ヤマビル」の仕業だと!
恐ろしいことにいつまでもダラダラダラダラ血が流れ出てくるんです。

そこで登場したのが「ヤマビルファイター」。
ヤマビルが近寄らないというスプレーをかけてもらって、子供たちは一安心。

一日の仕事が終わって飯田に仕入れに行く前に、着替えをしようと思ったら・・・
運転席のあちこちが血だらけ!?
ああ、私にはヤマビルファイターをかけてくれなかったから、と
絆創膏からも滴り落ちる血もそのままに、矢筈トンネルを抜けたのでした。

上の娘だけは大丈夫だったね〜、ヤマビルファイタのお陰だね〜と言っていたのに、
お風呂に入ろうと服を脱いだら、脇の下あたりにに咬まれた後が・・・。
ヤマビルファイター、効き目や如何に!?^^

2006年05月20日

親子遠足とお茶摘み

昨日の天気予報。
「お昼過ぎまで雨、その後曇りから晴れ」

今日土曜日は保育園の親子遠足。
しかもそこに、1週間遅れのお茶摘みが重なってしまいました。

小さい人たちには、
「雨が降ったら親子遠足。晴れたらお茶摘みだよ」と言い聞かせていたので、
冒頭の天気予報に大喜び。
お弁当のおかずは何にしようか、何を着ていこうかと前の晩はウキウキ。

ところが。

朝目が覚めた時のカーテン越しの光にギョッとして、恐る恐る外を見てみると・・・。
すっきり晴れ渡った青空が輝いていました。

下の娘は、起きて外を見た途端にぽろぽろと涙をこぼし、
「遠足に行きたかったのに・・・」と突っ伏して泣き始めるので、さあ大変。
なんとか保護者会長、園長先生にお願いして、
子供たちだけ参加させてもらえることになりました。

行きは普通電車、帰りは特急伊那路号を利用して、
向かった先は中部天竜駅のレールパーク。
ほんの数時間の遠足でしたが、おやつ交換をしたりして楽しんできた様子。

お茶摘みは・・・というと。
天龍村方面から「雨雲が来た〜」「青空がきた〜」と
雨間を見ながら「露払い」という機械で露を吹き飛ばしながらの作業でした。

2006年05月19日

お茶工場の大掃除

天龍村最南端の中井侍から始まったお茶摘みは、
少しずつ北上しながら、遠山郷を上村(飯田市上村)まで進みます。

10年に一度くらいあるという遅摘みの年のようですが、
こんなに雨が多いのも珍しい。

今日はお茶工場の大掃除。
1年間お休みしていた工場の空気を入れ替え、埃を掃い、
これからお世話になる製茶の機械をきれいにします。

私の持ち場は、仕上げ揉みが終わったお茶の乾燥と籠きり、
それに出来上がりの計量や、火ずりのお手伝い、伝票書きなど。
今年はさらに、製揉機(仕上げ揉み)の技術も教わる予定。

長野県では唯一の「手揉み保存会」で、手揉み技術の習得に励んでいる私ですが、
一連の機械の工程を見ていると、「なんて手揉みの基本に忠実なんだろう!!!」と
感心してしまいます。

大きな音を立ててガチャガチャと朝から夕方まで休みなく動く機械ですが、
またそこに、人の愛情と手をかければかけるほど、
美しく、美味しいお茶が出来上がってきます。

出来上がった新茶を見ただけで、
どんな風に育ってきたかも分かる師匠にはまだまだ及ばないけど、
また今年も楽しくしっかり頑張ります!

手塩にかけていいお茶を育てる、お茶は子供とおんなじ。


yamanoyado_kamaya at 22:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南信州茶手揉保存会 

2006年05月18日

名もなき滝に・・・。

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お宿の近くを流れる「芦沢」の上流には、
名前のない素晴らしい滝があります。
宿からは歩いて40分ほどかかります。

滝の左側には、楓の木がたくさんあるので、
秋の紅葉の季節にはまた素晴らしい絵になることでしょう。

天龍村のように急峻な地形には、落差のある滝が多いですが、
大雨が降ると、道路脇に新たに無数の滝が出来て驚きます。

私が初めて天竜川沿いの湖岸道路を走った時、
ある絶壁に大きな滝があることだけを覚えていました。
それは、トンネルを抜けて右側・・・だったはずなのに、
その後何度通ってもその滝がないので、不思議でした。

その時は台風が過ぎたかどうか・・・というくらいだったので、
地に浸み込む許容量を超え、地表を流れていたのでしょう。
幻の滝と名付けたその滝には、大雨の日に行ってみたくなります。

その後の観察では、冬場地面が凍っている時に雨が多いと、
滝になる確率が高いということが分かりました。
けれども9年前に見たあの水の量には、到底及びませんが。

yamanoyado_kamaya at 22:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自然・環境 

2006年05月17日

セッコク や シノブ が息を吹きかえしました。

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お宿の庭には、たくさんのシノブ玉があります。
ニョキニョキと伸びたイワヒバや、いろいろな山野草や木の中に
ぶら下がっているものあり、ドンと構えるものあり。

真っ白い花をたくさん咲かせるセッコクは、可憐。
雨の雫を滴らせながら葉を広げるシノブは、涼しげ。

ついこの間までは、ただの「玉」や「ゴツゴツした幹」だったのに、
いつの間にか息を吹き返していたシノブ玉。

そういえば春先に写真を撮った、ヒョロヒョロとした小さくて細いぜんまいモドキ。
あれこそがシノブの生まれる瞬間だったのか!!!と今更ながら合点。


小雨になった時間を見計らって、菜園へ。
学校や保育園のお母さん仲間と一緒に作っている菜園も今年3年目。
今日は種もの用に畝を作って、買ってきた苗を植えて、草をとって・・・。

胡瓜、茄子、トマト、しし唐、ピーマン、唐辛子。
パプリカ、モロヘイヤ、オクラ、カボチャに里芋。

農業にはまったく疎い集団の、怖いものなし作付け・・・ですが、
これから植えるサツマイモや人参なども、学校給食で使えるようにと奮闘中!
ギクシャクと音を鳴らす身体に鞭打って、せっせと鍬をふるいます。^^


本日届いた宅配便は、「ハリーポッターと謎のプリンス」上下巻!
しばらく夜更かしが続きそう・・・。



yamanoyado_kamaya at 20:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)山野草、お花 | 出来事

2006年05月16日

朴の花 凛として。

ca4655de.JPG阿南町にて






今日は午前中から雨がしとしと・・・。
お茶摘みをしている人々は恨めしそうに空を見上げます。
何時になっても葉が伸びないし、
何時になっても摘めないし。
今年はいったいどうしちゃったんだろう・・・。

咲き誇るミズキの花に混じって、朴の花がまだ咲いていました。
大きな葉に守られて、凛として一輪ずつ咲いています。
新緑色の葉と真っ白な花に目を奪われます。

朴葉といえば朴葉味噌。
もう少し葉がしっかりしてくれば、緑の葉で朴葉味噌を作ります。
自家製のお味噌にきのこ類をたっぷりのせて朝食の一品になることも。
ご飯が進みますよね!



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2006年05月15日

アミカサタケ発見!

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名前は知っていても、見たことがないキノコって多いですよね。
この春は珍しいキノコを立て続けに発見しました。

写真のキノコは‘アミカサタケ’。
あんまり美味しそうに見えないのですが・・・。
図鑑などで見るよりも少し濃い色でした。
軸もしっかりして結構硬め、頭が重いのかちょっと傾いでいました。

もう一つは写真がないのですが、小さくて真っ赤なキノコ。
仲良く2つ並んでいました。食べられると聞いてびっくり。
名前が分からないので、またゆっくり調べてみます。

山に住んでいても、山のことまだまだ知らないことだらけです。

yamanoyado_kamaya at 21:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)きのこ | 自然・環境

2006年05月14日

ミズキの花が咲いています

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天竜川沿いの湖岸道路や国道418号を走ると、
ミズキの花が目に付くようになりました。

街路樹に植えられているアメリカハナミズキも綺麗ですが、
山に咲くミズキの白い花も素敵です。
水を吸い上げる力が強く、枝を折ると樹液が滴ることから、
「水木」という字を書くんだそうです。


3年ほど前に植えた「ミヤマイラクサ」。
地域によっては「アイコ」という名前で呼ばれることもある山菜ですが、
植えた5本の苗がそれぞれ3本ずつに増え、
今年初めて収穫することが出来ました。

ミヤマイラクサは全草がチクチクする毛で覆われていて、
うっかり素手で触ると大変なことになります。
細心の注意を払って葉を落とし、茹でてお浸しに。
漬物も美味しいと聞いたので、来年は漬物に挑戦する予定。
4本ずつになってくれるといいですが・・・。


yamanoyado_kamaya at 21:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自然・環境 | 食のこと

2006年05月13日

長野県植樹祭in根羽村

2df303b3.JPG本日の力作!
好きな絵を描いて、難しくなったら後は人任せ・・・。






今朝の根羽村は、霧に包まれて幻想的。
天龍と違って、なんとなく緩やかな山の景色が新鮮でした。

今日は長野県植樹祭が開催されるというので行って来ました。
あいにくの雨模様。しかもかなり寒い。
合羽で決め込み式典の後、植樹をするでもなくブースをウロウロ。

糸鋸ならぬ、電気熱線鋸(?)で表札を作っているのを見て、小さい人たちが興味津々。
では、絵を描いて作ってみよう!と初挑戦。
5mmほどの厚さの板に絵を描いて、電気を通した熱線で焼き切っていくという感じ。
すべてのパーツを刳り抜いて、別の板に貼り付けていきました。

結構ハマリマス。^^

糸鋸はちょっと大掛かりですが、これはコンパクトで子供にも扱えて便利。
我が家にも欲しいな〜と思いつつ、名前を失念!
久しぶりに細かい作業をしたので、肩が凝ってしまいました。

胡桃味噌の五平餅、お蕎麦、豚汁(猪?)、究極のカレーパン(!)、
寒くて震えながら牛乳ソフト。
美味しくいただいてから飯田経由で帰宅しました。

普段走っている国道151号線と違って、
153号線は広くて走りやすいような、煽られて疲れるような・・・。
つられてスピードが出てしまうので結構怖いですね。



yamanoyado_kamaya at 22:21|PermalinkComments(3)TrackBack(0)出来事 

グリーンハウスとひまわりの湯


今日は根羽村に来ています。

天龍からの道中、売木や平谷ではまだ桜が咲いていてびっくり!
落葉松の芽吹きも美しく、けれどもちょっと寒くて一枚余分に着込んだりして。

グリーンハウス森沢というところは、木造の校舎を宿泊施設に改装したそうで
とっても懐かしい雰囲気です。


独身時代以来・・・で「ひまわりの湯」に行ってきました。
広いお風呂に、小さい人たちはゴキゲン!
勝手に止まるシャワーに四苦八苦しながらも、
また来ようね、とすっかりお気に入りの様子。

貸し切り状態のひまわりの湯は初めてでした。



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2006年05月11日

長〜い ‘シマヘビ’ 発見!

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雨上がり。
薄日が差してきたな〜と思ったら、めずらしいお客様。

なんと長〜い‘しまへび’!
2m!?はちょっと大袈裟かもしれませんが、
少なく見積もっても1m50〜60cmはありました。

用水路の脇をゆっくりゆっくり進んで、
最後には水路を渡って穴の中に入っていってしまいました。
水路を直角に横切る時に尻尾が水に落ちるかどうか観察してみましたが、
さすが、蛇筋!?
落ちることなく水平に渡り切って行きました。

こんなに大きな長い蛇、今までどこに隠れていたのでしょうか・・・。

yamanoyado_kamaya at 21:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)山の仲間 

2006年05月10日

‘アカショウビン’ と ‘ブッポウソウ’

朝の光とともにアカショウビンの声が聞こえてきました。
いつもの年より少し遅れていたので、心配していましたが、
今年も帰ってきてくれました。

おかえり!!

アカショウビンは早起きで、いつも空が白んでくると囀り始めます。
その姿はなかなかお目にかかれませんが、
時々、目の前をスッと横切っていきます。
朱色のような赤に、たらこ唇を思わせる大きな嘴がとってもキュート♪

アカショウビン・・・ブッポウソウ目カワセミ科。
漢字では「赤翡翠」と書くんだそうです。


午前中に飯田へ仕入れに出掛ける途中、天龍村と阿南町の境にある橋のところで、
ブッポウソウを見かけました。
鶯巣の橋に飛来しているとは聞いていたのですが、姿を見たのは今年初めて。

おかえり!!

ブッポウソウの囀りは、ゲゲゲ、ギャッギャッ、と決して可愛らしくありません。
けれど、紺碧色の羽を広げた時の白い紋様が美しく、
そしてオレンジ色のポッテリした嘴がチャームポイント♪

ブッポウソウ・・・ブッポウソウ目ブッポウソウ科。
漢字ではそのまま「仏法僧」。


以前に記したオオルリは、少々地味めなメスと一緒に仲良く飛び回っています。
天龍村はお花と野鳥が楽しめる、いい季節になりました。

yamanoyado_kamaya at 21:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)野鳥 

2006年05月09日

十久保から中井侍を望む

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山の宿一歩手前のカーブからは、中井侍の集落が見えます。
中井侍は天竜川の川霧に育まれたお茶が有名です。
急斜面の九十九折の間に広がるお茶畑は絵になりますよ!
お茶摘みが始まったら、写真を撮りに行ってみようと思います。

例年、ゴールデンウィークにはお茶摘が始まりますが、
今年は一番早い畑で明日から始まるそうです。

ですが・・・、心配なのはお天気。
明日はギリギリ大丈夫そうですが、明後日からしばらく悪そうですね。

お茶の葉を濡れたまま摘むと蒸れて熱を持ち、茶色に変色します。
香りもウーロン茶のように発酵した香りになってしまいます。
だから、お茶摘みシーズンの雨はヤキモキの素・・・。



2006年05月08日

我が家のアイドル!? パトラッシュ♪

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昨日の雨で土も空気もしっとりしていたせいか、
午前中はグングン上がる気温で蒸し暑さ倍増!
午後からはカラッと晴れて夏日となりました。

我が家には犬が4匹います。
ビーグルが1匹、シェットランドシープドッグが2匹、
そして、ビーグル×シェルティーの雑種が1匹。
ビーグル系は毛が短いのでまだいいですが、
シェルティーは毛が長いので暑いのはあまり好きではありません。
母の方は今年17歳の長寿なので、この夏が暑かったらちょっと心配です。

写真は息子の‘パトラッシュ’10歳。
冬毛が伸びた時はモコモコになって胸の毛が白いので「ツキノワグマ」に見えます。
冬の呼び名は「月の輪パト」。

珍しくおすまし顔で写真に写ったので、お披露目。^^

嵐の夜に生まれた双子の兄‘ラッシー’は3年前に、
パトラッシュが唯一恐れていたシベリアンハスキーの‘ゴルビー’は一昨年に
それぞれ旅立ちました。
6匹が4匹になって、なんだかとても静かに毎日が過ぎていきます。



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2006年05月07日

雨にけぶる平岡の街

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連休最後の日曜日は、朝からずっと恵みの雨。
新緑の梢も、咲き誇る山野草の花々も、平岡の街並みも、
今日は雨にけぶる、たそがれの趣き・・・。


小学校のウサギとチャボ。今日は餌やりのお当番。
ウサギの好物を調べて選んだのは、小かぶにレタスに春菊。
名前のない(らしい)ウサギは、最初は小かぶを美味しそうにポリポリと、
けれどもとりわけ、お気に入りはレタスのようでした。

チャボはのどが渇いていたそうで、お水から離れず。
上を向いて嘴をパクパクする姿をしばし観察。^^

子供よりも好奇心旺盛、興味津々な私。
だけどせめて、ウサギに名前をつけてあげたらどうかしら・・・?



yamanoyado_kamaya at 20:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)天龍村 | 出来事

2006年05月06日

お茶の新芽、いい感じ。

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このところの暖かさで、お茶の芽が一気に伸びてきました。
春先の寒さが影響してか、目数はちょっと少なめ。

一芯三葉で折り採ってみると、むっちりした葉の感触と
ほんのりと漂うお茶の香りがたまりません!
天龍村はもうすぐお茶摘みのシーズンです。

お茶の話は、これからも時々していきたいと思っています♪


今日は可愛らしいお客様がお帰りになりました。
恐竜が大好きなE子ちゃん、虫が大好きなR子ちゃん、
たくさん遊んでくれてありがとう!
夏休みにはまた遊びに来てくださいね!

「オオミズアオ」が飛んできたら写真撮ってアップします。^^


2006年05月05日

山藤の 紫映える 天龍路・・・お粗末様。

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ゴールデンウィークも残りわずか。
温泉やキャンプ場も賑やかですね!

天龍村は山藤の花が見ごろです。
まだ柔らかい新緑色の山肌に、紫色が映えます。
同じ紫色の桐の花も咲き始めました。

イワヤマツツジが終わって、ピンク色や赤いツツジも岩肌に見え隠れしていました。
緑が色濃くなる頃には、ニセアカシアの甘い香りが漂いはじめることでしょう。


今日、飯田に仕入れの折、
お猿さんが楽しい芸を披露していました。
日中暑いさなか、観客の皆さんもお猿さんも大変そうでした・・・。

だんだん気温が高くなってくると、車中の温度もグングン上がるので、
仕入れにはちょっと憂鬱な季節の始まり・・・。

yamanoyado_kamaya at 23:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)山野草、お花 | 出来事

2006年05月04日

下栗から南アルプスを望む

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今日はお客様とご一緒に、下栗やしらびそ高原に出掛けました。

朝からとてもいいお天気で、
南アルプスの山々がとても美しく、素晴らしい眺めでした。
絶好のシャッターポイントは、数多のパンフレットに登場するわけですね。
私も自分の写真にちょっぴりご満悦・・・。^^



yamanoyado_kamaya at 22:02|PermalinkComments(1)TrackBack(0)自然・環境 

2006年05月03日

駒ケ岳と島田娘

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仕入れなどを兼ねて駒ヶ根まで行って来ました。
天龍村とはずいぶん気温差があってびっくり!

中央アルプス駒ケ岳も、雪が降ったばかり・・・という感じ。
雪形の島田娘も、ずいぶんスリムでした。

飯島町、高森町、飯田市で仕入れを済ませて帰りました。


今日のお客様
新宿から飯田駅までの高速バスで7時間。
ゴールデンウィーク、恐るべし!

交通量が多いので、お出掛けの際はくれぐれもお気をつけて・・・。

yamanoyado_kamaya at 23:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)自然・環境 

2006年05月02日

あまごの ‘あまちゃん’ 今日も元気!

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お客様にお出しする「あまご」は、
村内の知り合いの養魚場へ貰いに行きます。

あまごは「やまめ」によく似ていますが、
身体に赤いテンテンがあるので、容易に見分けがつきます。
季節によって身体の色合いや顔の形(?)が変わってきますが、
私は、♀のあまごのほうが美しいので好きです。
♂はサケ顔になったりします。^^

いつも活きたまま氷の中に詰めて持ち帰りますが、
お宿に到着するまで30分ほどの間なので、
極々稀に生きているあまごがいます。
水を張ったシンクに入れてみても泳がなければ、
敢え無くお腹を出されますが・・・。

さて、写真に写っている(望遠の限界で小さいですが・・・)のは、
かつて、氷の中で生き延びてきたあまごの「あまちゃん」です。
あまりにも元気だったので水槽で飼っていましたが、
水槽の置き方が悪かったらしく、割れてしまったために、
近くの沢で第2の人生(?)を送っています。

あまちゃんは、食欲旺盛、負けん気の強い♀です。
最初は3匹の生き延びたあまごで一緒に過ごしましたが、
餌という餌は全て横取り。ほかの2匹は死んでしまいました。

その後、1匹の生き延びたあまご「サチコ」を一緒にしましたが、
自分の城に入り込んだ「敵」と思ったのでしょうか、
サチコのヒレというヒレを全てカジッってしまい、
泳げなくなってしまったサチコは、漂うように死んでしまいました。

15cmほどのあまちゃんが、見る見るうちに20cm以上になり、
食欲もますます旺盛になり、食べる餌も、食べ方も豪快でした。

自分よりも長いミミズは、真ん中のあたりをガブッとくわえ、
ブンブン振り回しながらあっという間にお腹の中へ。

15cm級のムカデは、何回か振り回して攻撃し、
動かなくなったらムシャムシャと食べてしまいます。

圧巻はトカゲやカナヘビです。
水面を這って逃げないように気絶させて入れると、
やはり何回かブンブンと振り回してからモグモグと食べてしまいます。
時々、口からトカゲの尻尾が出ているので驚きます。

ゴトウ虫などは、スナック感覚ですね。^^
大物を食べた後は、お腹がゴツゴツしていたり変形していたり。

川へ移住したあまちゃんは、少しスリムになりましたが、
釣り針に引っかかることなく、主と化して元気に暮らしています。
時々橋の上から落ちてくるミミズを、相変わらず振り回して食べています。
ただし、3つ4つ続くと「おかしい!」という信号が発せられるのか、
スッと隠れて代わりに「チビッ子」を偵察に出してきます。

あまちゃんは今日も元気!チビッ子を脇に従えて。


yamanoyado_kamaya at 10:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)山の仲間 

2006年05月01日

新緑 木漏れ陽に映える

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今日は朝からいいお天気!
気温もぐんぐん上がって、半袖でも汗ばむくらいです。

浴衣やシーツの洗濯をして、干し場はいっぱい。
いい具合に風も吹いてあっという間に乾いてしまいます。
が・・・。

気になるのは山全体がぼんやりと霞んで、
車のフロントガラスにもうっすらと積もってる物体。

これは「黄砂」か「ヒノキの花粉」か?

スギ花粉やヒノキ花粉には反応しないけれど
黄砂には反応するようになってしまった私の目と鼻。
ちょっと目の周りに危険信号・・・。

黄砂もやっぱり身体に悪いそうで、
これから年を追うごとに増えるのではないかと言われていますから、
ちょっと心配な今日この頃です。

人間の活動による地球温暖化の影響が、
異常気象や海水の減少に現れていると報告されました。
自分にも出来ることを改めて考えたいと思います。


お宿への登り道。通称(自称?)「かえでの小径」。
楓の新緑は鮮やかな黄緑色で、陽の光に映えて輝いています。
栃の葉も、朴の葉もあっという間に大きくなりました。


yamanoyado_kamaya at 12:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自然・環境