三重県へ、珍道中。(*^^)行ってみたいなぁ、光岳。

2010年08月19日

珍道中、その2 (^^)v

今日から花月は小学校、桜は保育園。
私は飯田へ仕入れに行って、お仕事です。^^
お盆が終わったらまた暑くなりましたね。。。


さて。
三重県珍道中の続きです。(*^^)v

2日目の朝、とてもいいお天気です。
6時過ぎに夫と一緒にコンビニまでお散歩する子たちや
お部屋で朝食の時間を待っている子たちなど様々。
7時にパンと飲み物が用意されて、それぞれにロビーへ。

浜松店で食べたクロワッサンが美味しかったので
狙っている子も大勢いたようですが、運次第でした。
フランチャイズ店なので、パンも一括で仕入れているのでしょうね。
また食べたいなぁ。^^

支度をして8時45分に出発。
本日最初の目的地は「エスカルゴ牧場」です。

あらかじめ、バスの中でガイドさんが     ←ガイドはむささびですが。

「エスカルゴというのは貝の仲間で、カタツムリではありません」

と暗示をかけつつ(笑)実は私もエスカルゴが苦手な一人でして・・・。^^;
ちょっとドキドキです。

到着して迎えてくださった高瀬社長さんは
63歳で胃を全摘しているとは思えないほどスーパーパワフルなお父さん!!
ご挨拶のあとにさっそくエスカルゴについてのお勉強。^^

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「エスカルゴ」とは、大昔は海に生息していた貝の仲間で
地殻変動などによって陸地に上がったと考えられているそうです。
フランスでは絶滅危惧種に指定され、ほとんど手に入らないとか。

高瀬社長は30年前から国との交渉等、我慢と根気で研究を続け
世界で初めてエスカルゴの養殖に成功されたそうです。
今までにかかったお金、8億円ですって!!!

でも、おかしいと思いませんか?
フランスでは絶滅寸前、世界で養殖されているのはここだけ。
でも高級レストランなどでも「エスカルゴ」ってありますよねぇ。(-_-?)

レストランで使われている「エスカルゴ」は缶詰めで流通しているそう。
空き缶を見せていただきました。

『原材料 食用かたつむり インドネシア産』

???????????
エスカルゴは貝の仲間で、「かたつむり」ではないって今言ってたよね?
子どもたちも頭の中が混乱している様子です。

実は・・・世界中のグルメが美味しいと食べているのは
「エスカルゴ」ではなく、「マイマイ」などのかたつむりだったんです!!
しかも殻は1個100円で洗って使いまわしていると言うではないですか!!

驚愕の事実!!!!!! ← 子ども新聞に書けって言ったのだけど。
世界のエスカルゴは偽物だった!!みたいな。(^^ゞ

そんな驚きのお話をお聞きしているうちに何やらいい匂いが。^^

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きた〜!正真正銘、本物のエスカルゴブルギニョン!
小さく切ってトーストした食パンの上に
ガーリックバターのソースとエスカルゴをのせて。

みんな一瞬、口の前で手が止まって・・・。
思いつめたような顔をしてる子も。^^
私もちょっと躊躇ったものの、え〜い! パクッ!!

モグモグモグモグ。

「貝だぁ〜〜〜〜〜!美味しい

それを聞いて子どもたちもパクッ!!
こっちでもパクッ!!

「ホントだ!貝だ!美味し〜い!!

一人2個ずつのブルギニョンをみんなぺロリと食べちゃいました♪
私、今までエスカルゴが嫌いで良かったです。
だって、危うくデンデン虫を食べるところだったのですもの!
子どもたちにとっても、初めて口にするものが本物であって良かったな。

そうこうしているうちに、エスカルゴちゃんがやって来ましたよ。

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きゃ〜♪かわいい〜





結構大きくてムッチリしてました。
「ツノ」が出てくるところなんかは、まるっきりデンデン虫なんですが
臭いも全くしないし、とっても可愛かったですよ。

続いて養殖場の見学です。
遠くからでもよく目立った看板はこちら!

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大きいエスカルゴ!
 本業である鉄工所の皆さんが
 描いたそうです。^^



土作りに2〜3年かかること
毎日、生まれた赤ちゃんの数を数えること
餌は3日に1度とりかえること
養殖場のケースの中は45匹が最適だということ
一気に気温が下がってもコロンと転がってるだけで、とても丈夫な事

などなど、いろいろなお話をお聞きしました。
養殖場といっても土の匂いがするだけでとても静か。
高瀬社長の仰った「畑で漁業」という言葉が印象的でした。

最後は高瀬社長もご一緒に記念撮影です。^^

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エスカルゴ牧場を後にした一行は
松阪農業公園ベルファームにある「Mow&Buu」へ。
今日のお昼はここで「9個の小さなバランスランチ」をいただきます。
ちょっと時間があるからと、炎天下の中を遊びまくる御一行様です。

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お部屋に案内されて、さっそく焼き始めます。^^

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ちょこっとずつ、いろいろが嬉しいです。^^
これにお野菜とご飯、みそ汁、デザート付き♪




お食事の時間は子どもウォッチングが面白いです。
いろいろな背景が浮かんできますよ。へっへっへ。

ここでもやっぱり記念撮影。

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なんだかんだで手間取って時間をオーバーしちゃいましたが
松阪インターに入る前に燃料を補給して一路四日市へ。

次の目的地は、味の素KK東海事業所で味覚体験教室と工場見学です。
まずはご挨拶の後、さっそく「だし」についてのレクチャー。

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続いて
味噌をお湯で溶いただけの「味噌湯」と「かつおだし」が出てきて味比べ。

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左は味噌湯
右はかつおだし



子どもたちの様子といえば。
まず、味噌湯を飲んで。。。味が薄いねぇ〜。
かつおだしだけ飲んで。。。う、まず・・・^^;
味噌湯にかつおだしを混ぜてみて。。。お味噌汁だ!!!!!
面白い実験でしたね。^^

残念ながらほんだしの工場はお盆休みとの事でしたが
敷地内を見学させてもらうことに。
ホールの入口にあるショーケースを見て
「いろいろ作ってるんだね〜。」
「これ、知ってるよ!」

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味の素工場で化粧品や医薬品を作っているというのは知りませんでした。

そしてその隣に。

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この小さな味の素のビンには、2.4kg分の昆布の旨味が入っているそうです。
昆布を持ち上げて、「重〜〜〜ぃ!」^^

炎天下の中でしたが、敷地内を散策。
115mの煙突は、重油から天然ガスに変えたため煙は出ていませんが
撤去費用がかかるためそのままになっているんだそうです。
ペンキの塗り替えをしたりしているそうなのでピカピカに見えました。
味の素工場のシンボルですね。

そして工場の敷地にある池には多くの野鳥が飛来するそうで
バードウォッチングルームがありました。^^

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この日いたのは、アオサギとカワウでしたよ。

ホールに戻ってから最後の体験。
先ほどと同じ味噌湯の中に、味の素を一振り入れて。

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ビックリ!旨味が出るだけではなくて
味噌を仕込んだ時に使われている塩の味を引き出して塩味も強くなりました!
ほんだし、いらないんじゃ?

かつて、味の素と言えば「化学調味料」の代表格のような扱いで
石油から出来てるとか、食べちゃいけないとかって言われていましたよね。
何故そんな誤解が生じたのかお聞きしてみましたら
当時のイメージとして、工場・公害・化学が結びついていて
「作られた白い粉」=「科学的な調味料」と思われたのではないか
と、仰っていました。

なるほど。

でも、信州人の定番の味
「野沢菜のお漬物に味の素」
「塩イカにお醤油と味の素」
ちょっと何十年ぶりかにやってみようかなぁ。(*^^) ←家庭限定ですが。

というわけで、お約束の記念撮影。(証拠写真ともいうかな^^)

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工場のお姉さん、お兄さんにお礼を言って
健ちゃん、康君とはここでお別れ。
また会おうね!!!といつまでも手を振りながら工場を後にしました。

帰りの道中。
バスの中は大賑わいです。^^

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ナガシマスパーランド前を通過時には
ジェットコースターで盛り上がり




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10kmの渋滞でも
「そんなの関係ねぇ!」とばかりの盛り上がり。




結局10kmの渋滞を抜けるのに2時間かかってしまい
豊田ジャンクション通過が7時でした。

お母さん方には断続的にメール連絡をしつつ

「帰りが遅くなりそうだから、サービスエリアでご飯食べて行きます」

「やった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」

バスが壊れそうなほどの大音響です。

屏風山のパーキングエリアに吉野家とはなまるうどんのお店があったので
みんなそれぞれに好きなものを注文して食べました。^^

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阿智のパーキングエリアで燃料を満タンにして
2日間一緒にお付き合いくださったKファミリーとお別れ。(^o^)/
天龍峡インターで飯田の2人とお別れして
龍泉閣前に着いたのは10時ちょうどでした。^^;

2日間、いろんな経験をして本当に楽しかったですね。
三重県、面白いです!
また行ってみたいなぁ〜。^^
(今度こそ、おやつカンパニーに行きたい!!)

珍道中、笑ってばっかりの旅でした。(*^^)v

yamanoyado_kamaya at 22:15│Comments(2)TrackBack(0)天龍学童クラブ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 熊次郎   2010年09月03日 00:06
 むささびさん、こんばんわ。ご無沙汰です。
 三重県の旅ではお世話になりました。楽しい旅でした。

 学童クラブ皆さんの楽しい表情が思い出されます。
 家庭では味わうことができない旅で、集団での楽しみ
や子どもたちの成長を見ることができました。

 私達が住むこの街でもし行なうとすれば、どんなもの
になるのかな、と想像する楽しみもできました。まずは
できることからと、先月長谷や駒ヶ根で川遊びをして
みました。私達も様々な発見はあるものですね。

 旅後の日々は、まさに時間に追われたものでした。
これではいけません。親が充実した気持ちや時間を
もたなければ、決して旅のような「楽しみ」は子ども
に芽生えない、はずです。どんなことにも楽しめる
「足るを知った」境地に辿りつけるのはいつの事やら
です。

 サマーキャンプや学童クラブのことなど、また教えて
ください。ブログも楽しく読んでいます。
ありがとうございました。
2. Posted by 熊次郎さんへ   2010年09月07日 13:11
こちらこそ、ご無沙汰していてすみません。
旅行の際はお世話になりありがとうざいました!
お疲れになっただろうと思います。(*^^)

「家族」とも「学級」とも違う集団での行動は大変なこともありますが
子供たちがそれぞれの年に合った役割を担ってくれるので嬉しいです。
なにしろ、天龍小学校においては修学旅行より人数が多いですし。

活動を通して思うことは、大人が楽しむことです。(^O^)/ 「何かやらなきゃ」という思いは子供たちに伝わります。普段の何気ない毎日でもやっぱり、お父さんお母さんが一番楽しそうでいいと思うんです。なので、基本的に私たちの活動は『自分が行きたいところ』優先ですよ〜。えへへ
またぜひ、ご一緒に!!

今度の月曜日は、学童で伊那の旭座にアリエッティーを観に行きま〜す。

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