野沢温泉村視察、2日目。エアコン完備。(笑)

2013年11月07日

浜岡原子力発電所へ。

今日は天龍村議会の視察研修があり
村長、議会事務局のお二人もご一緒に総勢11名で
中部電力の浜岡原子力発電所に行ってきました。

中部電力株式会社飯田営業所の所長さんはじめ
3名の方が早朝よりご案内してくださり
大きなバスでゆったり座らせていただいての旅でした。

私は初めての、鳳来峡インターから新東名(第2東名)。
浜松まで早くてビックリしました!!!!

来週の静岡はこの道で行こう♪ (笑)

ハプニングもあって到着の時間が遅くなってしまい
昼食は御前崎の「なぶら市場」で大急ぎ。
おみやげ買うのも大急ぎ。(笑)

そしていよいよ浜岡原子力発電所へ向かいます。

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まずは記念撮影をして、原子力館へ。
こちらで原発の安全対策についてご説明を受けました。

原子力をこれからどうするのか、ということは
私も含め各々心に思うことはあると思いますが
今の時点でやるべきこと、現場の皆さまの思い、福島の事故の教訓・・・。

国もようやく「事故が起こるかもしれない」という前提で動き始めましたが
それ以前から浜岡原子力発電所では様々な対策がなされている印象でした。

『世界一危険な原発と言われているので
 世界一安全な原発にしようと作業員一同頑張っている』

一番心に残った言葉です。

その後、タワーから発電所の全体を見ながらのご説明を受け
原子炉や防波壁の実物大模型を見せていただくなどしました。

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原子力館のほんの一部しか見学できませんでしたが
様々な趣向を凝らしてあり、楽しみながら学習できそうでしたので
今度学童クラブでもコースに入れてみたいと思いました。

続いては発電所の内部に入らせていただきます。
事前の名簿提出と、当日の本人確認を済ませて見学者カードをお借りします。

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これがないと施設内には入れません。
当然のことながら、セキュリティーのチェックは厳重です。
携帯やカメラ、手荷物の類は持ち込めないのでロッカーに預けました。

防波壁の工事や、水密扉等の工事、緊急電源、完全防水のポンプ室工事等
施設内では様々な工事が同時進行で進められていました。

報道等で知る限りでは、絵的に防波壁ばかりがクローズアップされがちですが
福島の事故を受け、津波対策を重視した工事もいろいろあることを知りました。

また1号機2号機は廃止に向けた作業が進んでいますが
今後30年かけて最終的に更地にするというお話も驚きました。

核燃料のリサイクルや最終処分の方法など
始めてしまった以上は、やらなくてはならない事がある訳です。
中部電力さんにはこれからも新しいエネルギー開発も含め
最先端の研究を進めていただきたいな、と感じました。

電気料金の値上げは正直厳しいですが
安全なエネルギーに変わっていけるのなら、私たちにも出来る一歩かなと思います。

今日は大変勉強になりました。
ありがとうございました!

帰りのバスから、海辺ならではの大きな夕日!!!!!!

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視察が続いて、首と腰が悲鳴を上げているようですが(笑)
明日からまた頑張ります

yamanoyado_kamaya at 23:59│Comments(2)TrackBack(0)天龍村議会 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆき   2013年11月09日 23:43
幾つかの原子力発電所に行きました。関係者の方々とお話も致しました。色々なお考えの方々がいらっしゃいます。
現場で働いていらっしゃる方は、皆様の生活が良くなる様にと、一生懸命です。
政治家も、企業もそうで在って欲しいですね。

2. Posted by ゆきさんへ   2013年11月19日 15:45
お返事が遅くなってすみません。。。

現場の皆さんと、政治家や企業の皆さんとの温度差というのを感じますよね。
事故が起きたらどうなるか、ということを理解した人が多い中で
これからどうしていくべきかを本音で(真剣に)議論しなければならないと思いました。

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